京都市内最大級の空き缶・ペットボトルリサイクルセンター

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ハロウィン

投稿者:有象無象  日記  2021/10/29 (Fri) 16:22:26

10月の末といえば日本でもすっかりおなじみとなったイベント、ハロウィンですね。皆様はハロウィンというとどのようなイメージがあるでしょうか。子供たちが仮装し、トリックオアトリートの合言葉と共にお菓子をもらいに近隣の家を回るアメリカでのものを思い浮かべる方もいれば、都市部で若者たちが仮装して大騒ぎをする昨今の日本のハロウィンを思い浮かべる方もいらっしゃると思います。

ですが、元々のハロウィンについて真っ先に思い浮かべる方はあまりいないのではないでしょうか。その起源は紀元前のケルト民族まで遡るといわれています。古代ケルトにおいてハロウィンは日本でいう所の大晦日にあたり、秋の収穫物を集めた収穫祭のような行事が行われていたそうです。それと同時に霊界との扉が開かれ、日本でいう所のお盆のようにご先祖様の霊が帰って来ると考えられていました。

ご先祖様の霊だけが帰ってくるのであれば良かったのですが、霊界の扉からは魔女や悪霊のような恐ろしい存在も現世に戻ってくると考えられていたため、人々は恐ろしい仮装に身を包み悪霊たちに仲間だと勘違いさせることで身を守っていたようです。やがてハロウィンが欧米に広まる際に娯楽的な要素が強くなっていき、日本に渡る頃には今日のようなただの仮装パーティーと化しました。悪霊を騙せるほどの仮装であれば、ご先祖様も子孫を見失いやしないのかと思ってしまいますね。

私個人としては周りに迷惑をかけなければ各々自由に楽しめばいいと思うのですが、大体迷惑がかかっているのでハロウィンのバカ騒ぎは引き続き自粛願いたいです。